フリーウェイフィナンシャル株式会社は、株式会社フリーウェイジャパンから「フリーウェイ請求書カード払い」事業を引き継ぎ、中小企業向けの決済サービスを提供している企業です。同社は少数精鋭の体制で運営しているため業務の効率化が急務となっていましたが、決済データの管理や分析にかかる手間の削減が課題となっていました。
そこで同社は、日頃からマーケティング支援を行っていたビズブースト株式会社の伴走のもとでHubSpotを導入。HubSpotと外部の決済基盤システムを連携するシステムが必要だったため、これをビズブースト側で作成しました。これにより、それまでパソコンでしか確認できなかった決済データがモバイルでも閲覧可能になり、業務効率化と顧客対応のスピード向上を実現しました。その経緯について、インタビュー形式で紹介します。
| 1 | フリーウェイフィナンシャルが提供する「請求書カード払い」とは |
| 2 | 導入前の課題:なぜデータ管理の効率化が必要だったのか |
| 3 | 選定の決め手:システム連携をスムーズに進められる、既存パートナーへの信頼 |
| 4 | 導入の効果:連携システムの作成とHubSpotの導入により、モバイル閲覧が実現 |
| 5 | 今後の展望:事業課題に一歩踏み込んで伴走してくれるビジネスパートナー |
| 6 | 編集後記(インタビューを終えて) |
導入の背景に入る前に、同社が提供するサービスの仕組みや特徴、顧客が得られるメリットについて紹介します。
「請求書カード払い」は、法人および個人事業主といった小規模事業者の経営を支援するための決済サービスです。同社が提供する「フリーウェイ請求書カード払い」には、支払う側の機能と請求する側の機能の双方が備わっており、現在は大多数の顧客が支払う側の機能を利用しています。
最大の特徴は低コストの手数料になります。他社が期間限定のキャンペーンなどを展開する中、同社は「いつでも誰でも一律2.7%、かつ消費税なし」という業界最安ラインの手数料を提供し続けています。
牛崎氏:当社は2025年7月に創業し、株式会社フリーウェイジャパンから「フリーウェイ請求書カード払い」事業を引き継ぎ、メイン事業として運営しています。この事業は少数精鋭の体制で運営しているため、集客の効率化やコスト削減が不可欠でした。外部から急ぎのデータ確認を求められることも多く、当時は最新の顧客情報や決済状況をタイムリーに把握できない課題がありました。
さらに、当時のデータ取得システムがモバイルに対応していなかったことも不便でした。出先で状況を確認する際にも、わざわざパソコンを開かなければなりませんでした。データも1回で最大1年分しか取得できず、長期的な分析には手間がかかっていました。既存顧客へのメール配信や顧客育成の仕組みも、当時は整っていませんでした。
牛崎氏:役員を務める別会社ではSalesforceを使用していたため、最初は導入を検討しました。しかし、小規模向けのプランは機能が限定的で、求めるエディションではコストが見合いませんでした。そんな時、以前からマーケティング支援をいただいていたビズブースト様からHubSpotをご提案いただきました。検討する中で、HubSpotの分かりやすいUIや担当営業の知識の深さに魅力を感じました。
牛崎氏:そこが今回の要となる部分でした。開発が発生するため、信頼できるプロにお願いしようと考えていました。
他の支援会社との比較検討は行いませんでした。当社のビジネスは仕組みが特殊で、他社に一から説明するのはそれだけで多くの時間がかかります。その点、ビズブーストの小沼様をはじめとする皆様は、当社の事業をすでに深く理解してくださっていました。日頃の支援を通じた安心感があったからこそ、スムーズにお任せすることができました。
開発の途中で、見たいデータ構造の要件定義について改めてすり合わせを行う局面もありました。しかし、そこからのビズブースト様の対応が迅速でした。貴社開発担当の青木様が素早く状況を把握し、的確な修正案をもってデータ構造を速やかに修正してくださいました。このスピーディーなサポート体制のおかげで、大きな遅滞なく稼働に至りました。
小沼氏(ビズブースト):毎週30分の定例会で要件確認を行っていましたが、実際の利用シーンを想定した設計のディレクションに甘さがあったと認識しています。そちらに対して牛崎様の迅速なご協力と、弊社のシステム改善サポートにより、大きな遅滞になる前にしっかりと修正対応ができました。
牛崎氏:問題発生時の対応の早さを見て、改めてビズブースト様にお願いして良かったと実感しました。無事に稼働してからは、モバイルで決済状況をすぐに確認できるなど、期待していた通りの効果を感じています。
日頃から有益な情報提供を様々いただいていたことも含め、細やかなバックアップには感謝しています。
マーケティング面では、現在は外部の提携先が実施している一斉メール配信業務を自社で巻き取り、HubSpotを使ってより精度の高いアプローチを行う計画です。
ビズブースト様には、ツールの導入やシステム連携の支援にとどまらず、当社の事業課題に一歩踏み込んだ「具体的な施策の提案パートナー」としての役割を今後も期待しています。例えば、「必要な時に手軽に利用できる利便性がある一方で、今後はより長期的な関係構築を目指したい」という当社の特性に対し、「顧客エンゲージメントの向上を促すためにHubSpotをどう活用すべきか」といった、成果に直結する提案をこれからも一緒に作っていきたいですね。
少数精鋭の体制で「フリーウェイ請求書カード払い」を運営される牛崎様のお話を伺い、限られたリソースの中で情報の可視化と業務効率化を進めることの重要性を、私たちも改めて実感いたしました。
「中小企業の経営を支援し、利益を還元する」という牛崎様の思いにお応えできるよう、弊社の支援はシステムの構築にとどまりません。「顧客エンゲージメントの向上」という事業課題に対しても、HubSpotを活用した具体的なマーケティング施策をご提案し、一歩踏み込んだビジネスパートナーとして今後も伴走してまいります。