⼀般財団法⼈ 平和・安全保障研究所Case Study

コロナ禍における国際ウェビナー開催をトータルでサポート
適切な広告施策で多数の視聴者を獲得しノウハウの取得に寄与

⼀般財団法⼈ 平和・安全保障研究所

A 氏

 

ウェビナーを取り入れた背景と、
その評価についてお伺いさせて頂きました。

1 導入前の課題と効果
2 コロナ禍でウェビナーへ転換、未経験での運営は困難
3 ウェビナー開催をトータルでサポート、Web広告による視聴者の獲得も支援
4 想定を大きく超える動画再生を記録、次につながるウェビナー開催のノウハウも取得
5 国際イベントのハイブリッド開催を視野に、イベントの充実度を上げる取り組みを検討

1|導入前の課題と効果

導入前の課題

ウェビナーに関する知識が乏しく、イベントを開催するのは困難


ウェビナーを多くの視聴者に配信したいが、デジタルマーケティングの知見がない

導入後の効果

6,000超の動画再生数を記録


コロナ時代のイベント開催に不可欠なウェビナーとデジタルマーケティングの知見を獲得

2|コロナ禍でウェビナーへ転換
未経験での運営は困難

平和・安全保障研究所は日本の独立と安全に寄与することを目的に設立された、外交や安全保障に関する日本で最も長い歴史を有する民間シンクタンクの一つです。
活動の中核である調査・研究は、研究委員が中心となり、プロジェクトごとに専門家の参加を得て進めています。

その成果は、政策決定者との懇話会や研究会などを通じた「政策提言」、安全保障分野の研究者や実務家の「人材育成」、公開シンポジウムや出版といった「普及啓発活動」などに活かされています。

特に、日本の安全保障分野の人材育成においてはパイオニア的な存在であり、外交・国際安全保障分野におけるオピニオンリーダーを養成してきました。輩出したプログラム修了者は、大学をはじめとする研究・教育機関、防衛省や外務省などを中心に活躍しています。

こうした活動実績の一つに、国内外の専門家を招いた国際セミナーの開催があります。国際セミナーは例年、海外パートナー機関と協力のもと開催してきました。

「2020年はコロナ禍に見舞われ、以前のように海外で対面で開催することができなくなりました。他業界がウェビナーでの開催に舵を切る様子を目にし、私たちもウェビナーに切り替えることを検討したのですが、ウェビナーの知見がないうえに、運営スタッフは限られています。当研究所だけで準備出来るか心許なかったため、ウェビナーの運営をサポートしてくれる事業者を探すことにしました」

3|ウェビナー開催をトータルでサポート
Web広告による視聴者の獲得も支援

まず、研究所関係者と親交のあるIT業界の専門家に相談。
3つの会社をリストアップし、そこに挙げられた各社のWebサイトを見て、最も条件に合いそうだと感じたのがビズブーストだった。

「選定の際には『官公庁との取引実績がある』『中小規模の企業サポートに力を入れている』『ウェビナー支援が片手間ではなく主要サービスとして位置づけられている』『マーケティングのサポートも受けられる』という4つの観点を重視しました。それらをすべて満たすのがビズブーストだったため、話を持ち掛けることに決めました」

こうした依頼を受けたビズブーストは、以下の3つの側面で平和・安全保障研究所を支援しました。

1つめは、ウェビナー開催そのものです。技術支援や運営、機材レンタルなど、トータルで開催を後押ししました。
2つめは、ランディングページのデザインやバナー画像作成、録画データの編集といったクリエイティブに関する支援でした。
そして3つめは、Web広告配信です。今回のウェビナー映像は、リアルタイム配信とYouTubeでのアーカイブ配信を行いました。
それぞれに誘導するため、特定の国や地域においてウェビナーの内容に興味がありそうな方にアプローチするWeb広告をGoogle、Facebook、YouTubeの3種類で掲出しました。

4|想定を大きく超える動画再生を記録
次につながるウェビナー開催のノウハウも取得

初めてのウェビナー開催にもかかわらず、広告配信については類似のイベントと比べて突出した成果を収められたと言います。
「アーカイブ配信期間中には当初、3種類のメディアで広く広告を配信していましたが、アクセスデータをもとに途中からはFacebook広告を停止するといった最適化の具体的な提案をいただけたので、効果的なアプローチができて助かりました。その結果、動画再生数は2ヶ月で6,000を超えることができました。
これは『桁が違う』と言ってもいい成果で、かなり驚いています。

また、広告配信を工夫することで、見てもらいたい視聴者層の再生数を増やすといった質のコントロールもできました。
私たちのような初めての取り組みにおいては特に、要望を聞き入れるだけでなく、積極的に提案してくれるのが本当にありがたいです」

このように、ビズブーストのサポートについては満足のいく内容だったと話します。

「右も左もわからない状況でしたので、ビズブーストの存在はかなり心強かったです。特に広告配信に関しては、まったく知識がないなかでの取り組みでしたが、いろいろなノウハウを教えていただき、私たちの知識を底上げできたことがありがたかったです。今回の経験によって、広告を打つタイミングをはじめ、ある程度の流れが見えるようになりました。ですから、今後また開催するとすれば、より良いウェビナーになるように具体的な要望が出せると確信しています」

5|国際イベントのハイブリッド開催を視野に
イベントの充実度を上げる取り組みを検討

今回のウェビナー開催支援から得たノウハウを活かし、今後の国際セミナーを充実させていきたいと述べます。
「ウェビナーなら国際的に人を集めやすいため著名人に登壇してもらいやすく、参加者も多くなり、その後のアウトリーチも広がります。もし新型コロナウイルスの脅威が収まったとしても、『ウェビナーを継続してもいいのでは』という意見も見られ、当研究所内でも、肯定的な意見が広まってきました。コロナ禍での一時しのぎだったウェビナーは、メインストリームの一つになりつつあります」
このように、実際にウェビナーを体験してみて、場所を問わず世界中から参加できる利点にフォーカスが当たるようになったとは話します。

そして、改めて2020年の国際セミナーで得た経験の価値と手応えを強調します。
「リアルイベントならではの良さもありますので、今後はリアルとオンラインのハイブリッドでの開催になるかもしれません。いずれにせよ、Webミーティングツールの活用は一つの有効な手段であることが実証された2020年の国際セミナーでした。もしウェビナーでの開催を躊躇して乗り遅れていたら、非常にまずかったなという気がしています。今回得られたウェビナー開催という新たな選択肢よって充実したイベントを企画し、広告配信と組み合わせることで広くみなさまにお届けしていきたいです。また、ビズブーストには今回、ウェブ広告など丁寧にご支援いただいたので、引き続きお願いできればいいなと考えています」

 
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