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Salesforce導入で営業と経営判断を劇的改善|群馬テレビ株式会社

作成者: ビズブースト編集部|Feb 3, 2026 9:29:53 AM

INDEX

1 Salesforce導入前の課題と導入効果
2 群馬県に根ざした放送局として、地域と共に歩む
3 Excel管理では限界、情報の分断が営業のスピードを止めていた
4 小さく始めて、大きく変わる。システム連携から始まった、営業スタイルの進化
5 “見える化”が社員を変えた -数字で動くチームへの進化-

群馬テレビ様は、群馬県を放送エリアとする独立系テレビ局として1971年に開局。「地域のための放送局」として、ニュースや情報番組、スポーツ中継など、県民に密着した放送を展開しています。
地上波放送にとどまらず、近年はYouTubeや配信プラットフォームなどデジタル領域にも積極的に進出。テレビとネットの融合を図りながら、県民により身近な情報発信を目指しています。その一方で、地域企業を中心にしたスポンサー営業活動は、いまだに紙やExcelでの運用が中心。アナログな情報管理が現場の負担となっていました。

 

Salesforce導入前は、営業情報やスポンサー契約の管理をすべてExcelで行っていました。
番組枠の販売状況やスポンサー契約金額といった営業関連データは複数のファイルで分散管理されており、日々更新される情報を追うだけでも多くの時間がかかっていたといいます。

営業推進部の鈴木様は当時をこう振り返ります。
「誰かがExcelを開いている間は、他の人が編集できない。誰が最新の情報を持っているのかも分からず、重複や抜け漏れも起きていました。」
契約内容や放映枠の変更が頻繁に発生するテレビ局にとって、リアルタイムで情報を共有できる仕組みは欠かせません。

しかし、Excelでは更新履歴の管理や担当者間での同時編集が難しく、結果として日常業務のスピードや正確性に大きな制約が生じていました。

 

こうした課題を本格的に解決へと導いたのが、局長の存在でした。前職での経験から営業の「データドリブン化」の重要性を深く理解していた局長は、赴任直後からこう提案しました。

「営業をExcelで管理するのはもう限界。リアルタイムで“見える化”しなければ、正確な判断ができない。」

それまで現場からもCRM導入を望む声は上がっていたものの、経営層がシステム活用の具体的なイメージを持てず、なかなか決裁に至りませんでした。

しかし、局長が自ら導入に前向きな姿勢を示したことで、組織全体の意識が一気に変化。
経営陣と現場が同じ方向を向き、ようやく導入プロジェクトが本格的に動き出しました。
群馬テレビ様では、導入検討の段階で複数のCRMを比較した結果、最終的にSalesforceを採用しました。

その決め手となったのは、「柔軟なカスタマイズ性」と「データを一元管理できる高い拡張性」でした。
ビズブーストは、テレビ業界特有の販売管理や番組枠、スポンサー構造を深く理解した上で、実際の業務
フローに即したSalesforce環境を構築しました。

鈴木様は当時を振り返り、次のように話します。
「私たちの業界は特殊なルールが多いのですが、ビズブーストさんはそれをきちんと理解した上で柔軟に
提案してくれた。Slackでのやり取りも非常に早く、導入中も不安がなかったです。」

 

群馬テレビ様では、Salesforceを単なる営業管理ツールとしてではなく、他システムと連携する中核プラットフォームとして位置づけました。
現在は、放送機関システム・会計システム・Salesforceの3つを連携させ、情報の一元管理を実現しています。
放送機関システムでは番組枠やスポンサー枠の登録を、会計システムでは売上や請求データの管理を行い、これらをSalesforce上の営業活動・スポンサー情報と紐づけることで、部門を横断したスムーズなデータ連携が可能になりました。
ビズブーストの支援により、放送機関システムからスポンサーや番組名を自動連携し、過去1年分の履歴データをSalesforceに取り込み。さらに、経理システムと連動して予算と実績の進捗をリアルタイムで可視化できる環境を構築しました。

「従来は“実績”と“予算”が別管理で照合が大変でしたが、Salesforceではワンクリックで確認できる。部門をまたいだ連携が一気に進みました。」

(鈴木様)Salesforceの導入は、営業部の約10名のメンバーからスタートしました。
まずは「案件登録」と「売上進捗」の入力ルールを明確化し、誰がどの情報を入力するかを定めることで、情報の抜け漏れを防ぐ仕組みを整備しました。
初期の1か月間は週1回のフォローMTGを実施し、入力方法や操作上の疑問点を一つひとつ確認しながら、メンバー全員の理解と定着を丁寧にサポートしました。
操作に慣れてきた段階で、Salesforceのダッシュボード機能を活用し、各担当者の案件進捗や売上達成率をリアルタイムで“見える化”。これにより、個人の成果が明確になると同時に、チーム全体の状況も把握しやすくなりました。

鈴木様は「最初は入力作業が面倒だと感じていたメンバーも、自分の数字やチームの進捗がひと目でわかるようになると、自然とモチベーションが高まりました」と振り返ります。
この取り組みにより、情報の共有速度が格段に向上し、進捗管理や報告の効率も大幅に改善。営業活動の透明性が増すことで、チーム全体の目標達成への意識が一気に高まりました。

 

Salesforce導入後、営業現場には明確な変化が生まれました。まず、営業会議の効率が格段に向上しています。以前はExcelを印刷して説明していましたが、現在はSalesforceの画面を共有するだけで会議が完結し、最新データをもとに数字に基づいた議論や判断ができるようになりました。

また、スポンサー契約や出稿の進捗をリアルタイムで把握できるようになったことで、部下への指示や確認も迅速化。「報告が滞っている担当者が一目で分かるため、指導やサポートがしやすくなった」と鈴木様も語ります。

さらに、社員の意識にも変化が見られます。導入後は全員が毎朝Salesforceを開き、自分の数字を自分ごととして捉える文化が定着しました。

「以前は売上を意識するのは締め日だけでしたが、今は日常的に数字を追うようになりました。
良い意味で全員が数字に追われている」と鈴木様は笑顔で振り返ります。

Salesforce活用の次のステップとして、「データ分析」と「予測型営業」への展開を進めています。
具体的には、スポンサー別・業種別の売上分析により、どの業種やスポンサーが伸びているのかを可視化し、番組別の収益性分析では、どの番組枠が利益に貢献しているかを把握できるようにしています。
さらに、失注案件に対しては再提案フォローを自動化することで、機会損失の低減と営業効率の向上を図ります。

鈴木様は「どの業種が伸びているのか、どの番組枠が売れているのかをデータで把握し、それをもとにどこに営業をかけるべきかを判断できるようにしたい」と話し、データ活用による営業戦略の精度向上に意欲を示しています。

また、Salesforceの活用範囲は営業部に留まらず、今後は経理や制作など他部署にも広げることで、社内全体の業務効率化や情報共有のスピード向上を目指しています。
これにより、単なる営業支援ツールとしてだけでなく、全社的な意思決定や戦略立案を支える基盤としての役割も期待されています。

Salesforce導入のパートナーとしてビズブーストを選んだ理由について、鈴木様は「とにかくレスポンスが早く、相談するとその日のうちに解決策を提案してくれる。Slackでのやり取りもスムーズで、常に隣にいるような安心感がありました」と語ります。

ビズブーストは放送業界特有の業務フローや番組・スポンサー管理のルールを理解した上で、必要な項目と不要な項目を整理し、シンプルで使いやすいSalesforce環境を構築しました。
例えば、スポンサー契約や番組枠の情報を入力しやすくしたり、営業進捗が一目でわかるダッシュボードを設計することで、現場の操作負担を最小限に抑えています。

その結果、社内では「これはビズブーストさんが作ってくれた仕組み」と話題になるほど好評で、営業部だけでなく経理や管理部門からも活用の声が上がるなど、導入効果が広がっています。

鈴木様は「導入から運用まで安心して任せられたことが、Salesforce活用の定着につながった」と振り返ります。

鈴木様は、Salesforce導入にあたってのポイントについて次のように語ります。
「導入の目的は、何よりもまず『現場を楽にする』ことに置くのが大切だと思います。
私たちも以前はExcelで営業情報やスポンサー契約を管理していましたが、ファイルが複数に分かれていたため、最新情報の確認や更新作業に多くの時間がかかり、共有ミスや重複入力も発生していました。
そんな状況を改善するには、業務の流れを理解したうえで伴走してくれるパートナーが不可欠です。
ビズブーストさんはまさにその存在で、現場の操作性や業務負荷を考慮しながら、必要な項目を整理し、シンプルで使いやすいSalesforce環境を提案してくれました。Excel管理に限界を感じている企業は、まず一歩踏み出してみることを強くおすすめします。」

 

群馬テレビ様は、Salesforce導入を通じて営業活動の見える化と効率化を実現。
データに基づく判断とスピード経営で、地域放送局の新しい営業モデルを確立しつつあります。
ビズブーストは今後も、その変革のパートナーとして伴走してまいります。