お客様事例|ビズブースト株式会社

Salesforce導入で営業活動をデータ駆動化し業績向上を実現|株式会社商

作成者: ビズブースト編集部|Feb 4, 2026 10:09:55 AM

INDEX

1 Salesforce導入前の課題と導入効果
2

創業45年、誠実と信頼を基盤に成長を続ける老舗企業
創業者の精神を受け継ぎ、地域に根差したサービスを展開

3 紙ベース管理からSalesforce導入へ ― 営業活動の可視化で組織全体の効率化を実現
4 “勘と経験”の営業を、データと仕組みで再構築。シンプルに始められ、将来は無限に広がる拡張性
5 システム導入は、スタッフの成長を加速させる起点になり、見えなかった営業が数字と会話で動き出す
6 段階的な拡張で営業チーム全体の底力を引き出し、データが意思決定を変え、事業の舵取りを支える

1|Salesforce導入の効果

 

2|創業45年、誠実と信頼を基盤に成長を続ける老舗企業 創業者の精神を受け継ぎ、地域に根差したサービスを展開

創業45周年を迎えた株式会社商様は、レンタルマット・モップの提供、尿石除去剤「マリンクール」の販売・レンタ ルを主力とし、地域に密着したサービスを展開する老舗企業です。 「まずはお客様に奉仕すること」を何よりも優先する姿勢は、創業以来変わることなく受け継がれ、その積み重ねが 業績や信頼につながり、今日まで企業を支えてきました。今回は、4代目として舵を取る木下社長に話を伺いまし た。

同社の大きな転機となったのは、尿石除去剤「マリンクール」を活用した トイレ清掃事業です。 当初は薬剤を設置するだけのシンプルなサービスでしたが、「きれいに一 生懸命」というモットーのもと、薬剤交換時にトイレ清掃も行う仕組みを 導入。単なる薬剤提供から「清潔を維持するサービス」へと進化させまし た。 これは業界内でも先駆けとなる取り組みであり、トイレをピカピカに磨き 上げる付加価値が大きな差別化要素となりました。結果として、多くの お客様から高い評価を受け、現在では同社の事業の中核を担う存在 に成長しています。 木下社長は、「誠実さとお客様への奉仕の姿勢を持ち、ただ交換するだけでなく『さらに喜ばれる価値』を提供し たことが成長の大きな要因です」と振り返ります。

中でも取引先が多いのは、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、カーディーラーの3業種で、全体の約4〜5割を 占めています。 「特定業種に絞ったわけではなく、当社のサービスとお客様のニーズが合致した結果」と木下社長。地域社会の多 様なニーズに応え続ける姿勢が、幅広い顧客基盤につながっています。

 

 

3|創紙ベース管理からSalesforce導入へ ― 営業活動の可視化で組織全体の効率化を実現

これまでの営業活動の中で特に課題と感じる点はどのようなことがありましたか?

営業活動や顧客管理の多くを紙ベースで行っていました。営業担当者は各自が日報をつけるのみで、見込み客 の状況や営業タイミングといった重要な情報は、本人に直接聞かなければ把握できない状況でした。そのため、進 捗管理や計画立案が難しく、営業活動全体の効率化に限界を感じていました。 同社の営業体制は、本社に営業専任3名、さらにマット交換やトイレ清掃などを担うサービススタッフ23名を含め ると、大体数十名規模。しかし、横浜や筑波といった拠点には営業専任が不在で、日々の業務の中でサービス スタッフが兼務で営業活動を担っていました。 木下社長はこう振り返ります。「従来は紙で管理していたため、担当者ごとの進捗が分からず、まるで商店のよう な営業状態でした。誰がどこまで進めているのか、経営側で把握するのは非常に困難でした。」 営業が個人の経験や勘に依存していた結果、属人化が進み、組織としての戦略的な営業判断や売上予測が ほとんどできないことが大きな課題となっていました。

見込み客の管理が思うようにできていなかったことで、具体的にどのような問題がありましたか?

従来の営業活動が個人任せで属人的になっており、担当者によって成績に大きな差が生じていました。成果を 上げている優秀な営業担当者の手法も、他のメンバーへ横展開することが難しく、組織全体の営業力を底上げ することが大きな課題となっていました。

 

 

4|“勘と経験”の営業を、データと仕組みで再構築。 シンプルに始められ、将来は無限に広がる拡張性

今回、Salesforceを導入した背景をお聞かせください。

木下社長は、過去に経理や業務システムの導入経験から「システムを活用すれば、個人任せの管理から組織的 な管理に変えることができるという手応えを持っていました。」と語ります。 この経験を踏まえ、営業活動でも同様にシステムを導入すれば、営業の可視化・効率化・売上向上につながると 考え、Salesforce導入の決断に至りました。 導入に際しては社内で大きな議論や抵抗はなく、スムーズに決定。木下社長は「超属人的に個人に依存してい た営業を組織化するには、ツール導入が不可欠です。」と述べ、Salesforceは単なるツール以上に、営業組織 を支えるパートナーとして選定しました。

今回、Salesforceを導入した背景をお聞かせください。

営業管理のデジタル化を進めるにあたり、複数の営業支援ツールを比較 検討しました。候補には国産ツールの「e-Salesマネージャー」や「ZOHO」 なども挙がりましたが、最終的に選ばれたのはSalesforceでした。 木下社長はその理由について、「Salesforceは世界的に知られたツール で、導入実績やサポート体制にも安心感があります。国内外の業務との 連携や将来的な拡張性も考えると、最適だと判断しました。」と語ります。 また、スタッフのITリテラシーが高くない点も考慮し、最初から必要最小限 の機能でシンプルに使い始められることも決め手の一つでした。 さらに、導入時から運用開始後まで親身に対応してくれる担当者の存在 も大きく、木下社長は「全く分からない状態でも、赤子のように手厚くサポ ートしてもらえました。」と振り返ります。 こうした理由から、Salesforceは弊社にとって単なるツール以上の価値を 提供する、営業力を支えるパートナーとして選びました。

導入までのスケジュールと社員の反応についてはいかがでしたか?

Salesforceの導入決定から運用開始までわずか1〜2か月という短期間で完了しました。主な目的が「営業活 動の見える化」であったことから、複雑な要件定義やカスタマイズを行わず、必要最小限の機能でスタートできたこ とがスピード導入を可能にしました。予算確定後は契約・発注がスムーズに進み、ファーストキックオフも迅速に実 施されました。 導入直後、社員からは「面白そう」「興味深い」といった前向きな声が聞かれました。特に木下社長自らが率先し てデータ入力や運用に取り組むことで、スタッフも自然に操作に慣れていったといいます。木下社長は「自分が夢 中で使い始めることで、スタッフも自然と操作に慣れていきます。」と語り、トップダウンでの率先実践が導入抵抗を 最小限に抑える効果を生んだことを強調します。 導入の成果としては、商談や訪問履歴、見込み客の状況を即座に把握できるようになり、上司からの無駄な確 認や指示も減少。蓄積されたデータは今後の予算予測や営業戦略に活用可能となっています。 木下社長は「以前は進捗や見込み状況を把握するだけでも大変でしたが、今はデータが見える化され、商談状 況もすぐに把握できるようになりました。」と、Salesforce導入による業務効率化と意思決定の迅速化を高く評 価しています。

 

 

5|システム導入は、スタッフの成長を加速させる起点になり、 見えなかった営業が数字と会話で動き出す

導入後の最大の変化は何がありましたか?

Salesforce導入により、営業活動や顧客管理の可視化が実現しただけでなく、スタッフのITリテラシー向上という 思わぬ効果も生まれました。木下社長はこう振り返ります。「以前はパソコンに触れる機会がほとんどないスタッフも いました。レンタルマット・モップ業界では、パソコンやシステムを使う文化が浸透しておらず、電源の入れ方すらわか らないスタッフもいたほどです。」 しかし、Salesforce導入をきっかけに、スタッフは「やらなければならない」という状況の中でパソコン操作を習得し 始めました。アカウント作成やデータ入力に時間がかかることもありましたが、特別な抵抗はなく、日常業務として 自然に受け入れられています。営業担当者はパソコンだけでなくスマートフォンからも情報を入力できるようになり、 リアルタイムで顧客情報や営業進捗を更新できる環境が整いました。 木下社長は導入効果について次のように語ります。「導入によって、スタッフがパソコンの可能性を自ら見出すよう になったことが、会社として大きな変化でした。」 このように、Salesforce導入は単なる営業効率化に留まらず、スタッフのデジタルスキル向上やITリテラシーの底 上げという付加的な成果ももたらしました。

現在、Salesforceをどのように活用されていますか?

Salesforceを主に見込み客管理のために活用しています。見込み客が発生した際の情報入力や、顧客状況・ 接触履歴の記録を行う一方で、商談機能はあえて利用せず、取引先情報の管理に特化しています。これにより、 一般的なSalesforceのフル活用とは異なる、オーダーメイドの運用が実現されています。 木下社長は「せっかくツールを導入しても、複雑だと使われなくなります。まずはシンプルにして全員が使えることが 重要です。」と語ります。 同社では、「シンプルで使いやすい形での可視化」と「稼働状況の把握」を目的に、複雑な機能を避けつつ、全社 員が無理なく活用できる仕組みを優先しています。この運用方針により、導入初期から社員全員が抵抗感なく Salesforceを日常業務に取り入れることができています。

導入後に見られた営業活動での効果としてどのようなことがありましたか?

Salesforceを導入したことで、属人化していた営業活動が可視化 され、営業会議や日常のやり取りが大きく変化しました。 従来は、誰がどの案件を進めているのかが見えず、マネジメント側も 具体的な指示や評価が難しい状況でした。 しかし現在では、「誰がどの顧客にアプローチしているか」「どの案件が 商談化に近づいているか」をリアルタイムで確認可能になりました。 木下社長は次のように語ります。「今では状況を見ながら、営業担 当者と課題や次のアクションについて深く話し合えるようになりました。 会議での会話の質が格段に上がりましたね。」 また、複数の担当者が同じ顧客に訪問する場合でも情報共有が 徹底されることで、重複や混乱が発生せず、効率的に営業活動が 進められるようになっています。

 

さらに導入前は、月の売上や目標達成の可能性を事前に予測することがほとんどできませんでした。各営業担当 者の見込み状況が個人管理に留まり、全体の数字として集約されなかったためです。 「上がれば喜び、下がれば焦る。完全に行き当たりばったりの営業でした。」と木下社長は当時を振り返ります。 Salesforce導入後は、案件の進捗や顧客状況を数値でリアルタイムに把握できるようになり、売上見込みや予 算予測が可能に。戦略的な意思決定の基盤が整ったことも、大きな改善ポイントとなりました。

導入後に見られた営業活動での効果としてどのようなことがありましたか?

Salesforceの便利さとして、必須入力項目を自由に設定できる点を高く評価しています。木下社長は「自分が 知りたい情報を必須項目として設定できるのがとても便利です。」と語ります。 従来の紙ベースや個人任せの管理では難しかった、見込み客情報の体系的な整理・可視化が可能になったこと も大きなメリットです。 現状は第一段階として、見込み客の進捗状況を把握できることに満足しているものの、運用を続ける中で 「こうした方が便利だな」「こんな情報もあったら助かる」といった改善点を段階的に取り入れながら、さらに活用の 幅を広げていく計画です。また、導入サポートとの連携により、運用や改善提案を受けながら活用することで、より 効果的な活用が期待できる状況にあります。

チーム全体の営業手法や戦略に変化はありましたか?

Salesforce導入後、営業会議やミーティングの進め方に大きな変化が見られました。木下社長は「今までは紙 ベースで情報を提出して確認する必要がありましたが、Salesforce上のデータをもとに議論できるようになり、会 議の内容がぐっと充実しました。時間も大幅に短縮できています。」と語ります。 また、社員がパソコンやスマートデバイスに触れる機会が増えたことで、営業活動以外のスキル向上にもつながる 可能性があります。 木下社長は「現時点でモチベーションの直接的な変化は大きくありませんが、自分が入力した情報がリアルタイム で見えることで、『もっと埋めたい』『自分も増やしたい』という意欲や競争心が自然と刺激されています。」 と話しており、Salesforce導入は、個人レベル・組織レベル双方において、初期的ながら着実な成果や変化をも たらしていることがうかがえます。

 

 

6|段階的な拡張で営業チーム全体の底力を引き出し、 データが意思決定を変え、事業の舵取りを支える

Salesforce活用を前提とした今後の営業展望についてお聞かせください。

Salesforce導入の初期段階として、一部アカウントで試用運用を開始しています。木下社長は「まずは一部の アカウントで運用を試し、半年ほど使って費用対効果を確認してから、全社員(約20名)への展開を検討して います。」と語ります。 現状は見込み客中心の運用ですが、将来的には既存顧客や過去の顧客情報も取り込み、履歴管理を行うこ とで、アップセル・クロスセルの機会創出や失注顧客への再アプローチを可能にする計画です。 また、Salesforceを活用することで、顧客フォローのタイミングを自動化したり、定期的なレポートやダッシュボード で営業成果や進捗を可視化したりと、データドリブンな営業活動を実現。木下社長は「アカウント数やフォロー体 制は、費用対効果を見ながら柔軟に調整していきます。初期段階ではシンプルで使いやすい運用を徹底し、社 員の抵抗感を抑えることが重要です。」と説明します。 段階的にデータや機能を拡張し、社員のITリテラシーや習熟度に応じて運用を最適化することで、営業チーム全 体の組織力強化や、個人差のある営業成果の可視化・改善・教育への活用、顧客接点の効率化、さらに新 規・既存顧客の収益最大化といった将来的な効果を目指しています。

会社全体の今後の展望についてお聞かせください。

現状の事業が成長サイクルでいう衰退期に差し掛かっており、このまま何もしなければ売上やビジネス規模が縮小 してしまうという認識を持っていました。木下社長はこう語ります。 「今のままでは事業が停滞してしまう。そこで、新規事業への参入や既存事業の再活性化を進め、次の成長曲 線を描くことが課題でした。」 こうした状況の中で、Salesforce導入は単なる営業管理ツールとしてではなく、既存事業の成長を支える基盤と して位置付けられました。営業力の強化や顧客管理の効率化を通じて、組織全体の営業活動を見える化する とともに、蓄積されたデータを活用して次の事業戦略や営業戦略の意思決定をサポートしています。 木下社長はさらに、「Salesforceは営業やマーケティングの効率化だけでなく、新規事業開発や事業再構築に も役立つツールです。代表としての舵取りの一環としても重要な役割を担っています。」と語り、システム導入が会 社全体の戦略的意思決定と成長の礎になっていることを強調しました。

◆ビスブーストの導入支援についてはいかがでしたか?

Salesforce導入に際してビズブーストのサポートを受け、非常に高い満 足度を示しています。特に、担当頂いたビズブーストの社員については、 「もし友人や知人の会社で同様の導入を検討しているなら、ぜひ指名し て紹介したい」と語るほどで、レスポンスの速さや迅速かつ丁寧な対応に 強く感謝しているとのことです。 木下社長によれば、導入の過程ではサポート担当者との相性の良さや、 Slackを活用したスムーズなコミュニケーションも大きなプラスになったそう です。「正直、過去に別のシステムを導入したときは『対応が遅い』『レス ポンス が悪い』と感じることが多かったのですが、ビズブーストはその点が非常に 優れていました。」 こうした迅速で丁寧な支援に加え、ツール自体の使いやすさも相まって、 社内でのSalesforce運用がスムーズにスタートできたことが、導入成功 の大きな要因となったことがうかがえます。 木下社長はさらに、「対応の部分が素晴らしいだけでなく、初めて使うSlackも非常に便利で、コミュニケーションが スムーズに取れるのは助かりました。担当者の力量とコミュニケーション力が、導入成功に大きく寄与していると感じ ます。」と語り、ビズブーストの支援が単なる導入作業にとどまらず、組織としてSalesforceを安心して活用する基 盤を築く大きな力になったことを強調しています。

同じようにSalesforce導入検討をしている企業に向けて、一言お願いします。

小規模企業でもSalesforceは活用できると思いました。木下社長は、これまでの営業活動についてこう振り返り ます。「弊社の営業は、どうしても属人的になってしまい、誰がどの商談を進めているのか把握するのが難しかったの です。だから営業活動を標準化して、見える化するためにはシステム導入が不可欠だと思いました。Salesforce は、そのきっかけとして最適でした。」 またSalesforce導入にあたって、木下社長は導入ハードルについてもこのように言及しています。 「正直、Salesforceは高価なイメージがあります。でも最近は手軽に試せるライセンスも増えていて、社員30名 以下の小規模企業でも成功事例がたくさんあるのです。弊社規模でも十分活用できると感じました。小規模企 業向けの営業組織体制や導入支援も整っているので、安心して導入できます。」 そして、導入の進め方についても、実務に即したアドバイスを話してくれました。「ポイントは、目的に応じた機能を 選ぶことと、サポート体制を活用することです。無理に全部の機能を使おうとせず、楽しみながら段階的に始めるの がコツです。こうすることで、営業活動の効率化だけでなく、組織全体の力も底上げできると思います。」

木下社長の言葉からも分かるように、Salesforce導入は単なるツールの導入にとどまらず、営業活動の可視化と 標準化、そして社員のITリテラシー向上や組織力強化につながる取り組みとして、株式会社商様にとって大きな 変化をもたらしました。